Seika Artist File #2 『Imagined Sceneries ―7つの心象風景をめぐる』

こちらのグループ展に参加します。

ぜひ皆さま足をお運びください。

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京都精華大学ギャラリーTerra-Sでは、ギャラリーの特徴的な展示空間を生かし、活躍する本学卒業生及び教員のアーティストを紹介するグループ展「Seika Artist File #2『Imagined Sceneries ―7つの心象風景をめぐる』」を開催します。

「Seika Artist File」展の第二弾となる本展は、「Imagined Scenery(心象風景)」をキーワードに、石原 葉、岸 映子、佐川晃司、ジダーノワ・アリーナ、高原秀平、西村 涼、山本理恵子の7名の作家で構成します。

絵画制作をとおして、個人の無自覚な視線の可視化や他者との対話について思考し続ける石原。「彩石象嵌」という独自の技法を確立し、独創的な幾何学形体の陶芸作品を生み出す岸。色面や線、幾何学形などをモチーフに、一貫してモダニズム以降の絵画を追究する佐川。人が話す日常や記憶を描いた映像作品をとおして、鑑賞者の記憶と対峙するジダーノワ。自然と関わりながら様々な風景やその印象を縫い合わせるように、一枚の抽象画を描く高原。様々な土地に身を置き、自然物の流動性や壮大な時間の経過を“線”として版に刻みこむ西村。図像同士の関係性と境界に着目し、多様な手法で図と地が共振する絵画を試みる山本。

彼ら・彼女らの作品は、一括りに「心象風景」と語れるものではありませんが、自身の心に浮かんだ景色や思考、記憶をとある風景として、私たちの前に表出させている点が共通しています。作家たちがどのように世界と自身との関係性を意識、思考し、日々考察を続けているのか。7つの展示室を順にめぐりながら、彼ら・彼女らが紡ぎだす「心象風景」をとおして、新たな視点/価値観と出会う機縁となれば幸いです。

 

Seika Artist File #2『Imagined Sceneries ―7つの心象風景をめぐる』

会期:2024年11月15日(金)-12月21日(土)
開場時間:11:00-18:00
休場日:日曜日
入場料:無料
会場:京都精華大学ギャラリーTerra-S
出品作家:石原 葉、岸 映子、佐川晃司、ジダーノワ・アリーナ、高原秀平、西村 涼、山本理恵子
主催:京都精華大学
企画: 伊藤まゆみ(京都精華大学ギャラリーTerra-S学芸員)
グラフィックデザイン:大槻智央
https://gallery.kyoto-seika.ac.jp/exhibition/241115/

以下 山本に関連するイベントのみ記載しています。

●関連イベント
出品作家によるオープニング・トーク
日時:2024年11月15日(金)17:00-18:00
会場:ギャラリーTerra-S
※トーク終了後、レセプションを開催予定。

ワークショップ「絵とAIイメージの往来に起こること」
講師:山本理恵子(本展出品作家)
日時:2024年11月23日(土)13:00-15:30
※ワークショップ終了後、アフタートーク
ゲスト:倉地宏幸(大阪電気通信大学 総合情報学部 ゲーム&メディア学科 准教授)※予定
会場:ギャラリーTerra-Sほか
定員:10名 ※小学生は大人1名付き添いのもと、ご参加ください。
参加費:500円(本学学生は無料)※要事前申込・先着順
>>ワークショップ詳細ページ

学芸員によるギャラリートーク
日時:2024年11月30日(土)14:00-14:30
会場:ギャラリーTerra-S ※申込不要

※諸般の事情により会期・時間・内容等が変更になる場合があります。
最新情報や関連イベントの申込方法などの詳細はギャラリーのWEBサイトをご確認ください